“文学少女”と死にたがりの道化

Heresy2007-03-12



本を「食べてしまう」程本が好きな遠子先輩と、一時期「美少女」覆面作家と評された心葉(男の子)が織りなすシリアスストーリー。
シリアスなのに「ほろ苦コメディ」と帯に記載されちゃった話。
太宰治の「人間失格」とテーマに、話は進みます。


友達に貸してもらったのですが、
面白かったですねー。話が進むにつれて段々シリアスになり、でも時折くすっと来ることもあったり。何よりも本を食べてしまう妖怪と元美少女覆面作家の男の子というコンビ、そうそう無いんでとても楽しめました。最後はあれだけで終わるのかと思ったらまた新しい事件もちょっと起こって、意外性がありました。