No.6 #3

Heresy2007-03-05


研究員に沙布が連れ去られたことを、紫苑に隠すネズミ。しかし、あることから紫苑は沙布が連れ去られたことを知り、助けに向かうという。成功率が0に近い救出劇を、紫苑は行うのか。
そこまでを書いた第3巻。

ますます色濃くなっていることはさておき、内容は未だに好きです。爽快感もあるし、だんだんNo,6の化けの皮も剥がれてくることだし。紫苑の心情の変化も見物。

No.6 #2

Heresy2007-03-04



No,6の外、西ブロックでの、紫苑とネズミの話。


一巻は、まあ視点がころころかわるものの個人的には好きだった。
二巻は、個人的にちょっと感づくところがあった。


これ、アレじゃね・・・・・・?


自分の苦手とする○○の要素が入ってました。面白いから良いんだけど、気にならない程度では、ない、かな。アレに敏感な人はきっと気付くはず。友達に言ったら肯定されたしね。これ、次第に濃くなっていったらどうしよう。バッテリーがASUKAでやってる意味が分かった。うん。バッテリーもThe MANZAIもこれも、思春期の男の子二人が主役だもんね。だからって、全部がそうといってるわけじゃないさ。


とりあえず、本編感想。
一巻のようにころころと視点がかわらず、三人称でずーっと進んでいくので、読みやすさは倍増。ネズミがなんの仕事をしているのかも分かった。そして、No.6の化けの皮もちょっとずつはがされていく。つまり、完璧な都市なんて存在し得ないってことだと思う。どんだけなかを綺麗にしても、外側は汚い物の吹き溜まりなんだよね。それを示してたのかな。No.6も同じで、外側には、要らない物や、都市にあわない物(者)がある。事件が起こっても他のみんなは囃すだけで、なんにもしようとしない。少し路地にはいると、普通に人が死んでる。そういうところなんだと紫苑がNo.6の真実に近づいていく。
でも、汚い人ばっかりじゃなくて、綺麗な人もいる。見かけない髪色をした紫苑に助けを求めたり、朗読を楽しみにしている人がいる。すごい微妙なところなんだろうな、No.6とその外側は。
No.6は、都市の内側にしか興味が無い、とネズミ。外側にいたら、犯罪者にも無関心なんだとか。とにかく、綺麗だと思われる都市にしたいだけ。まあ、犯罪者がいない都市が綺麗ってことでは決して無いんだろうけど。綺麗にしたいからって、都市の外側にいらないものを捨てるのも、共感はできない。本当は、綺麗な都市なんじゃなくって、綺麗に『見えるだけ』の汚い都市なんだろうな。


アレは以降考えないことにします。物語自体は面白いしね。文庫版が出てるみたいだから、お金に余裕のある時にでも買おうかな。いつまでも図書館で読んでるわけにもいかないし。きっと卒業するまでには終わらないだろうから。

神様とゲーム

Heresy2007-03-03



神様ゲームの短編集。多加良視点あり、桑田主人公あり、女たらしありの豪華版。


面白かったです。多加良はいい加減格好いいってことに気付いたらいいよ。少なくとも悪人面ではないってことを発見したらいいよ。絶対損してるよなぁ。あと、東雲さんは良いキャラしてた。うん。最強だよ、きっと。良いコンビだよ、彼とは。あんな会が学校に存在してたんだね。予想はつくけれど。まさか本当にあったとは。

バレンタイン上等。

Heresy2007-03-02



冬休みのある日。登校日。
槍ヶ岳が五十嵐の学校にやってきた。話を聞くと、女子校と交流会の企画を立てたということだが……


いろいろレベルアップした第二巻。そして色んな方向に突出しちゃったバレンタイン。
あれだね、あの二人はまわりから見ててはらはらどきどきさせるカポーなんだね。っていうか、起こる事件が危険すぎるね。
エネルギッシュさは相変わらず。最後まで全力疾走で、しかも途中でバク転みたいな(どんなだ

No.6

Heresy2007-03-01


時は2013年――
No.6という理想都市があった。
そこは、位によって住居空間が変わる街。12歳の少年、紫苑はエリート住居区に住んでいた。ある日、紫苑の元に特別警戒地域から逃走してきた少年が逃げ込んできて……。


RPGをしている気分になります。RPG好きな自分にはたまらん……!!
爽快感溢れる文章がすっと入り込んできます。視点がコロコロ変わってちょっと読みにくいかもしれないけれど、なれれば気にならないと。

クリスマス上等。

Heresy2007-02-28



“あっち”の世界の生番組のため、何の変哲もない男子高校生が“薄幸少女”を救う話?


久しぶりに読んだなぁ、こんな楽しいやつ。他も面白いですが、これは「楽しく」「面白い」。
主人公のノリも、展開も、設定も、全てにおいてよし。王道なんだか、王道じゃないんだか分からない感じが個人的に好きです。
えーと、ジャンルはラブコメかと。ラブコメ的には王道じゃないんで、恋愛嫌いの人にも大丈夫だと思います。

名探偵コナン 甲州埋蔵金伝説

Heresy2007-02-27



夏休みに行ったキャンプ帰り。道に迷ってしかも車はガス欠、という最悪の状況に、一台の車が通りかかる。のせてもらって辿り着いた場所は、ある温泉旅館だった。コナン達は、そこで、武田信玄埋蔵金を巡る事件に巻き込まれていく・・・・・・。


粗筋長っ。


面白かったです。文もすっきりしてて、読み安い部類かと。
まあ、怪しいと思ってた人が本当に犯人でしたパターンですが。
これ、多分本編の中にあっても大丈夫だ。
コナン好きの人には是非読んで欲しいなあ。