“文学少女”と死にたがりの道化

Heresy2007-03-12



本を「食べてしまう」程本が好きな遠子先輩と、一時期「美少女」覆面作家と評された心葉(男の子)が織りなすシリアスストーリー。
シリアスなのに「ほろ苦コメディ」と帯に記載されちゃった話。
太宰治の「人間失格」とテーマに、話は進みます。


友達に貸してもらったのですが、
面白かったですねー。話が進むにつれて段々シリアスになり、でも時折くすっと来ることもあったり。何よりも本を食べてしまう妖怪と元美少女覆面作家の男の子というコンビ、そうそう無いんでとても楽しめました。最後はあれだけで終わるのかと思ったらまた新しい事件もちょっと起こって、意外性がありました。

ハノン〜君の目指す明日へ〜


摩訶不思議少女羽音と、人と接することをなるべく避けていた優太。二人が出会ったときよりも前に、もう物語は動き始めていた。
羽音は今度こそ任務を完了できるのか。

友達に借りました。
表紙に抵抗はあるものの、物語自体はなかなかに面白いです。自分が今まで読んだことない感じの本ですね。最後は微妙にバットエンドかな?

悪魔と詐欺師 薬屋探偵妖綺談

Heresy2007-03-10



轢死、墜死・・・・・・。関係性のない6つの殺人、自殺。しかし、そこにはある共通点が・・・・・・。


ゆたー! &総和さんこんにちはー!


最終章までは、帯の煽り文句の意味が全く分かりませんでした、正直。そういうことだったのね。○○の正体はどうにか分かったって感じですが、解らなくてもキレイに終わる話。・・・・・・キレイに、ではないかも。でも、内容は凄く面白いし、このまま続刊も読みたくなるような感じになります。

三毛猫ホームズの花嫁人形

Heresy2007-03-09



次々と花嫁(花嫁候補)が殺され、その現場には花嫁人形が落ちている・・・・・・。そんな事件を題材にした話。


ん〜、謎解きしてなくないですか?


なんかこう、面白かったのはいいんですが、なんか成り行き犯人捕まってるような。いや、どっかで見落としてるだけかもしれませんが。
片山さんの勘違いは良かったです。

Heresy2007-03-08


学園祭も二日目。被服研と推理小説研とMID合同のマスカレードが開かれた。推理ゲームが開かれる中、周には気がかりがあった――。


あれをかくとネタバレになるので書きませんが。
久々にミステリを読みました。・・・・・・久々?
なんか永遠に続いて欲しいです、このシリーズは。
さて、今回は全く魔学の関わってこない話。つまり純粋にミステリとして楽しめます。推理ゲームの犯人は、早々に分かっちゃうけど、もう一つの方の謎はなかなか分かりません。まあ、帯の通りの話です。ミステリ好きの人は必見かも。

ホワイトデー上等。

Heresy2007-03-07


ホワイトデーですよホワイトデーですよホワイトデーですよっ。
男子も女子も入り乱れ、いざ、百合百合学園へ! 今回はBTVの企画です。OTVは関与していませんので、あしからず。OTVがいないと知って大安心の徹平とゆかりの恋の行方は――? そして、新たなる(?)恋のライバルが・・・・・!

相変わらずのテンションと、わからないほど巧妙な伏線と、徹平のぶっとんだ行動に、もうめろめろです。新たな障害がいたり、学園生に恋はさせない! という先生がいたり。そして、実はあいつが、あのひとが――!

No.6 #4

Heresy2007-03-06


沙布を助けだすため、高官から内部情報を聞き出した紫苑とネズミ。人狩りに紛れて矯正施設に入り込むことを決意する。
一方、No,6内部では奇妙な死に方をする人間が増えていた。矯正施設と奇妙な死に方。そこに関係性はあるのか。

図書館に五巻がないよだってそりゃあまだ出たばかりだものね仕方ないよ、な感じのNo.6#4です。
#4では、物語が一気に動き出しましたね。二人はついに矯正施設に行き、No,6では「あの」生き物が動き始める。#5が楽しみです。というか、ちょっと立ち読みしてきましたけど。